ブログ再開

この度の大阪地震で被害にあわれました方々に心からお見舞い申し上げます。

歯科関係の知り合いも多く、ちらほらと無事の知らせをいただく度にほっと一安心致しますが、

テレビ報道などを見ますと水道管の破損が多いようですので、できるだけ早い復旧を願うばかりです。

 

さて、なんと気が付けば2018年も折り返し地点を通過していました・・・

旧ブログからの移設と、この6月から施行された医療広告ガイドラインの改正に伴うHP改修などなど、ブログ再開の目途はまだ経っていませんが、

そんなことを言っていたらすぐ来年になりそうなので、見切り発車気味で投稿再開します!

 

お知らせにも上げましたが、先日大阪グランキューブで行われた「抗加齢医学会2018総会」に参加してきました。

歯科の分野だけでなく、医療に携わる多くの職種の方々が一堂に会し、様々なシンポジウムが行われました。

個人的にトピックスだなと感じたのは、「認知症」「ロコモティブシンドローム」「フレイル」「サルコペニア」です。

認知症による問題行動、社会的な孤立、認知症でなくとも転倒、肥満、糖尿病などなど、「生活習慣との関わり」とそれらの予防に関する知見が大変興味深かったです。

 

現段階の医療では、認知症はひとたび発症すれば、徐々に進行するしかない症状で、本人も介護者も次第に辛くなってしまいます。

そこで予防するのが一番の治療なわけですが、これがなかなかうまくいきません。

厚生労働省や医師会も様々な啓蒙活動をしていますが、いわゆる「団塊の世代」の方々が後期高齢者に突入する2025年まであと7年。

我々歯科医師ができることは限られてはいますが、できることを少しずつ積み上げていこうと思います。

まずは、歯科医院内で院内新聞的な情報発信のツールを作成してみようと思います。

皆さまもご来院の際には是非ご一読いただき、ご自分の、ご家族の健康の為に、何か一つでも提供できればと思っています。

「ロコモティブシンドローム」や「フレイル」「サルコペニア」などは、歯科からほど遠い領域というわけではありません!むしろ密接に関係していると言えます。

 

通常我々は食事をすることで栄養素を取り込みますから、「いのちの入り口」である口、ここにトラブルがあるということは、、、

「脳の疲労」で有名な藤野先生は「脳の疲労」は軽度な炎症が起ている状態、と仰っていました。この軽度の炎症、歯周病も軽度の炎症でありますから、、、

などなど。私もまだ整理しきれていないので、詳しくはまた別の機会にシェアしたいと思います!!