令和6年も残すところ2か月ですが、新しい機器のご紹介です^^

気が付けば2024年もあと2か月ちょっとという時期になってしまいました。あっっっという間に時が過ぎておりました (;’∀’)

大変ありがたいことに患者さんが多く来院されているのもあり、最近ブログ投稿やHP更新が滞っております。。。

さて本題ですが、去年新しいCT機器のご案内をしました(実際に稼働したのは一昨年)が、実は去年さらに新しくレーザー機器も導入しております!Lightwalker®というレーザー機器で、厚労省の認証も受けた医療機器になります。ご興味のある方は下記リンクよりご覧ください。

https://www.fotona.com/en/products/2024/lightwalker-line/(Fotona社のレーザー機器のサイト)

「レーザー」というと某有名SF映画のレーザーブレードや光線銃が思い浮かばれるかと思いますが、レーザーはLASER(Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation の頭文字)と表記され、日本語にすると「誘導放出による光増幅放射」と訳されます。

なるほど!良く分かりました!という超超理系の方以外は、まったく意味が分からないと思いますが、簡単に言うと「とってもまっすぐ進む、規則正しい、波長が均一な単色の光」と考えていいと思います。これはそのままレーザーの性質を表しており、一般の電灯や太陽光などと異なり、出力を調節したり収束させることで、金属も切断することが可能になります。

レーザーの技術は生活の多くの場面で活躍しています。レーザーポインターは最も身近なレーザーの技術ですし、そのほかにもレーザー計測、光記憶媒体、半導体レーザーなど、目に見えにくい場所でもレーザーは活躍しています。

医療分野では、外科ではメスの代わり切開したり止血したり、美容形成ではシミほくろの処置、リハビリ分野では疼痛緩和や治癒促進などが代表的な使い方になると思います。歯科でも同じように、歯茎を切開したり、歯石除去に用いることができます。虫歯の治療にも根っこの治療にも応用されておりますし、疼痛緩和や治癒促進にも大変有用な技術であると思われます。

CTと同じように普及には時間がかかるかもしれませんが、潤一郎先生も私も、海外の医療レーザーのパイオニアであるドナルド・J・コラジー博士の講習会を履修し、国際レーザー学会 LEI(Laser Education International)の認定を得ております。

とても有用ではありますが、使い方を一歩間違えれば怪我や事故になる可能性もあるレーザー機器です。十分注意しておりますが、患者さんにも専用ゴーグルの着用をお願いしております。あらかじめご了承くださいませ。

※ 生成AIによるイメージです。ここまで大掛かりな装置ではありません!

朝晩は急激に寒くなってきておりますので、みなさま体調には十分お気をつけてお過ごしください^^